YOSHIHIKO
YAMAMOTO
山本良比古の世界

“虹の絵師”
山本良比古

山本良比古氏は、昭和23年9月、名古屋市西区に生まれる。
知的障がい、難聴、言語障がいの三重苦を負いながらも 名古屋市立菊井中学校特殊学級で川崎昂先生から画才を見出され、 その才能を伸ばした。
その汚れのない魂の清らかな表現と透徹した原色の世界に、 見る人の心を打ち、障がいを持つ人たちに限りない希望を与えている。

作風は精密な点描法と原色を使った鮮やかな色彩による 独特のもので「虹の絵師」「昭和の北斎」といわれている。
山本氏のような特異才能を持つ者をイデォ・サヴァンと呼び、 世界的にも注目をあびている。

※画像をクリックすると拡大表示します。

その他の作品

HISTORY略歴

昭和23年 9月名古屋市西区庄内通に生まれる
昭和36年 4月名古屋市立菊井中学校特殊学級へ入学
昭和38年12月愛知県年賀版画コンクール(毎日賞受賞)
昭和39年 3月菊井中学校卒業(学校賞受賞)
昭和39年 4月社団法人ひかり学園入園(名古屋)
昭和40年 4月第1回個展開催(以後全国油名百貨店にて現在まで数10回個展開催)
昭和41年 1月全日本年賀版画コンクール入選
昭和42年 5月NHK教育テレビ”絵具はぼくのいのち”放映
その他TBS、フジテレビ等民放に多数出演放送
昭和42年10月文芸春秋にて紹介
昭和45年 9月社会福祉法人ひかり学園入園(犬山)
昭和46年 7月雑誌”高二時代”を初め、その他の雑誌、週刊誌等現在までにたびたび紹介
昭和49年 3月愛知県教育センター(特殊学級のロビーのモザイク原画製作)
昭和49年 6月個展開催(米国、ハワイ州カイムキ図書館)
昭和50年 4月個展開催(米国、ロスアンゼルスCEC国際学界)
昭和50年 6月米国ロスアンゼルス、雑誌”サイコロジィトゥデイ”に紹介
昭和54年 8月国際児童年に出品(愛知県青少年公園)
昭和54年11月秩父宮妃殿下御献上
昭和55年 1月松山邦夫犬山市長より顕彰
昭和56年8月~11月国際障害者年記念(東京・大阪・名古屋・新潟の三越百貨店にて個展開催)
昭和57年 3月不思議の画家、山本良比古メルヘン画廊の夕べ展(東京、池袋サンシャインシティ噴水広場)
昭和57年 7月ひかり学園退園自立する
愛知県警犬山警察署(モザイク原画製作)
昭和60年 5月第1回尾北地方の美しい風景展で犬山市長賞受賞
昭和63年 1月NHK教育テレビ、北陸東海”よっちゃん虹を描く”放映
昭和63年 3月虹の絵師”山本良比古”米国リーダースダイジェストに紹介
昭和63年 4月虹の絵師”山本良比古”作品展示、犬山資料館別館にて開始(~H8、2)
昭和63年 6月米国、メインキャンプ(第25回精神障害者国際美術展出品、大阪城・沖縄のえび・犬山城入選)
昭和63年10月朝日新聞名古屋厚生文化事業団より感謝状
平成 1年10月米国ダロルド・A・トレッファート氏によるサヴァン症候群の驚異
”なぜかれらは天才的能力を示すか”(草思社 高橋健次訳)に紹介
平成 2年12月第8回東海テレビ福祉文化事業団「ひまわり賞」受賞
平成 3年 5月世界心身障害児(者)絵画展に特別出品
平成 4年 1月NHK教育テレビ”みんな地球人!虹の絵師とよばれて”放映
平成 4年 3月”誰にでも才能を開花されることが出来るのか”(上越教育大学障害児教育方法研究会)発行に紹介
平成 5年 5月美術館YOUにて新作展開催
平成 6年 9月名古屋三越栄店にて個展開催
平成 8年 9月世界障害者絵画展に出品(NHK名古屋放送センター)
小牧市、知的障がい者更生施設の建設にひと役、絵画を貸し出し、カレンダー収益を寄付”明治村”を発表
平成 9年 4月野間教育研究所紀要第40集”川崎昴の教育実践とその思想”に紹介
平成13年 3月犬山市長より感謝状(今井小学校修交館)
特命リサーチ200X(日本テレビ)”サヴァン症候群”にて紹介

WORKS作品

山本氏の作品をご覧ください。
※下記の画像は作品の一部がカットされています。画像をクリックすると作品全体を拡大表示します。

  • 大阪城

  • 富士川

  • 清水寺

  • 赤富士

  • 犬山の鵜飼

  • 犬山城

  • ドゥオーモ(イタリアミラノ)

  • ノートルダム寺院(フランス)